平岡陽明「松田さんの181日」を読み終えた

昨日書いた平岡陽明「松田さんの181日」

平岡陽明「松田さんの181日」を読んでるところ
図書館の新刊コーナーで借りてきた短編集、平岡陽明「松田さんの181日」を読んでる。表題作が2013年オール読物新人賞を受けたという。...

残りの2篇も読み終わった。
「寺子屋ブラザー」篠田兄弟がやってる変わった塾、篠田塾。生徒は3人だけ。そこで起きる騒動の顛末。読後感はスッキリ。
何の偶然か、先日書いた「リバー・ランズ・スルー・イットとエドナ・ミレイの詩について」

リバー・ランズ・スルー・イットとエドナ・ミレイの詩について
20年位前に見た映画「リバー・ランズ・スルー・イット」の一節で時折気になってたことがあった。それはその中で朗読される詩のことだ。 ...

ここで問題にした詩をベースにしたセリフがあった。

そしておもむろに「この年頃は」と私を見て言った。「ロウソクの両端から火をつけて、じりじり生き急ぎたい年頃。私らのような風前の灯とはわけがちがう」

「篠田マリーさんの101日」表題作に出てくる「私」が再登場する。最近の短編集ではよくある手だ。
地方都市の寄席にたむろするうらぶれた色もの芸人の諸相を、腹話術師のターさんと末期ガンで闘病中のマリーさん夫婦を中心に描く。途中から大体の筋は見えてくるが、軽妙な会話と描写の上手さで読ませる。

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