プレバトの俳句を見る 2/9

また雪が積って寒い。立春を過ぎても春はなかなかだ。では今週も印象に残った句をあげよう。

お題「梅と太宰府天満宮」

咲き誇れ梅も祈願も晴れ晴れと  上白石萌音(3位 凡人 50点)

句自体は色々と重複していてあれなんだけど、先生の直しが参考になったので取り上げる。

夏井先生の添削  晴れ晴れと咲けよ祈願も紅梅も

なるほど、紅梅にするとな。重複していた上五と下五をまとめたことで全体がすっきり。


初参絵馬に願いを託すかな  橋本良亮( 最下位 才能ナシ 20点)

先生が言うようにスカスカの句なんだけど、 これも直しが印象的だったので取り上げる。

夏井先生の添削  初参絵馬には書けぬ願いかな

メッチャいい直しじゃん。これなら才能アリの句だろう。俳句ってちょっとしたことで違うもんだよな。「書けぬ」の所の直しがクイズになっていたが分からんかった。


願掛けの若人仰ぐ梅は咲く  眞鍋かをり(2位 凡人 60点)

先生、これちょっと60点は甘いんじゃない?
若人って。。。久しぶりに聞いた。

夏井先生の添削  願掛けの若人に梅咲う日よ

う〜ん、直しても俺っちにはピンとこないなあ。やっぱり若人がなんか引っかかる。ちなみに「咲う」と書いて「わらう」と読むそうだ。知らんかった。


柏手のひびく境内梅ひかる  中田喜子(1位 才能アリ 72点)

この句の成功は「ひかる」の一語にかかってるな。どう見ても1位は揺るがない。

夏井先生の添削  柏手のひびける朝や梅ひかる

省略できる言葉のクイズはわかったけど、添削とは違ってた。やっぱりこの方がいいな。


春の月消しゴムのカスあたたかし  村上健志(特待生4級からの昇格試験

この人はいつもお題を無視してくるが、それはいいのかと小一時間。特待生にしては季重なりだし。
結果はワンランク昇格。
先生によると、この「あたたか」は消しゴムカスの描写なので、全く季語として考えなくても良いということだ。それは納得だが、お題無視の無法地帯になるのはいいの?


梅東風や千年分の絵馬の鳴り  東国原英夫(名人初段からの昇格試験

これはやっぱり名人の句だな。すごいの一言。 と思ったが、結果は現状維持!
先生曰く、語順がもったいない。詰めが甘い。

夏井先生の添削   梅東風に鳴らん千年分の絵馬

なるほどねえ。こうやって比べてみると元の下五は落ち着きが悪いよなあ。俳句は難しい。


それではついでの拙句。番組は録画しておき、お題だけ見た段階で作句し、その後で録画の続きを見てる。

絵馬の字に上手下手無し梅咲きぬ
登り来て寒の手水に洗われる
この時は善男善女御開帳
大凶は厄落としなり梅の花
願かけの数多すぎし帰路の梅
願かけて降りる石段野梅咲く
来歴を語る翁や野梅咲く
御神籤の結うを憚る梅の花
手水舎に枝差し掛けし梅の花
初午を終えし笑顔に戻る巫女

作り出すと止まんなくなる。つまらん句だけど数で勝負のこころだあ。
てことで今回も終わり。ちゃんちゃん。

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コメント

  1. N.N. より:

    夏井先生曰く、お題の写真はジャンピングボードなのでそこから発想を飛ばして出来た句が写真と離れていても問題ないとの事です。
    実際、黄葉の写真で雪という単語を入れても上記理由でお咎めなしの回もありました(別の理由で添削はされましたが)。
    お題「無視」ではなくお題から発想を飛ばした「結果」そうなっただけの事。
    他の句会等では通用するか分かりませんが、この番組にはこの番組のルールがございますのであまりカリカリせず観るのが良いでしょう。