今年もヤマボウシが満開

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また今年もヤマボウシの花があっちこっちでよー咲いとる。
この季節の花は他にもウツギ、ガクアジサイなど白いのがおいいような気がする。雨が多く暗いので虫とかに目立つためかも思うがよー分からんね。
ヤマボウシの語源にも諸説があるらしいけど、僧兵の格好からというんが一番納得できる。よー時代劇で見る、白い袈裟を頭に被って首んとこで括り、裾を肩に広げとるやつね。花の形が確かに似とる。武蔵坊弁慶もそうだな。白い袈裟は下っ端が使うもんらしい。
白河法皇は「賀茂川の水、双六の賽、山法師。これぞ朕が心にままならぬもの」言うとる。この山法師いうんは延暦寺の僧兵のこと。
ついでに、袈裟を肩にかける帯状の物を威儀と言うそうだ。腕にかける細いのが小威儀。
へぇー。となると「威儀を正す」いうんはこれのことなんかね?
実際、お寺の現場の人はそれが語源だ言うとる。まあ法要の時、あれがねじれとったらまずいじゃろう。形から正すゆうことよね。
因みに、小威儀はバイクの乗り降りの時ミラーなんかに引っかかって切れやすいそうで、袈裟を買うとスペアの小威儀が付いてくるそうだ。袈裟を買う時にはちゃんとチェックしようね。

話が富田林だが、ヤマボウシと似た花にハナミズキがある。街路樹においい。植栽されとるのは大抵こっちで、アメリカヤマボウシとも言う。学問的な呼称はこっちかな。アメリカ原産で色んな色のがある。
ヤマボウシは葉っぱが伸びてから花が咲くが、ハナミズキは葉が伸びる前に花が咲く。

1909年に東京市長だった尾崎行雄が桜をアメリカに寄贈したけど、害虫がついとって全部焼却処分にされた。1912年に再度贈ったのは無事到着して、ワシントンDCのポトマック河畔に植樹された。
というのは有名な話じゃけど、その返礼にということで、1915年にアメリカからハナミズキが寄贈された。
しかし、それ以前にハナミズキは輸入されていたという話もあるらしい。
そこで気になったんが、その当時の呼び名はハナミズキなのかアメリカヤマボウシだったんかということ。
だって、今まで日本に無かった樹なんよ。で、花がヤマボウシによー似とる。となりゃあ、アメリカヤマボウシと呼んでも不思議じゃないじゃろ。その後、園芸的マーケティングとしてハナミズキと言い出したとか。ありそうな話じゃない?
しかし、これをウェブ上で確認しようとすると困難を極めたね。何でか言うと、多くの記事は本とかウェブからの引用、子引き孫引き曾孫引きであり、突っ込んだことは書いてないからじゃね。
確実なのは当時の新聞記事での確認で、こういう時のために図書館のリファレンスはあるんだが、国立図書館のデータベースに問い合わせるにしても大変だし、大竹市図書館じゃどうもなあ。
とか何とか思いつつ検索しとるうちに、とうとう見つけた!
それがここ、東京都公文書館のツイッター。それも5月17日投稿という絶好のタイミング。ここからフェイスブックに飛ぶと。
(昨年米国政府寄贈)亜米利加花水木苗木現況」という1916年に書かれた文書内の1ページが記載されていて、そこには「花水木の花及苞」という項目のスケッチがある。花のように見える部分は苞なんよね。
これで当時も「ハナミズキ」もしくは「アメリカハナミズキ」と呼んでいたことがはっきりした。それ以前のことは分からんけど、取りあえずはよかった。危うく気になって眠れんようになるとこじゃった。

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